異動辞令は音楽隊！の特売小説のレビュー・感想・評価

なにを根拠に主人公は強盗一味のアタマを因縁の相手と考えたのか、或いはまた同僚の刑事連中がその線を一顧だにせず捨て置いたのは何故か、とか。

音楽隊のメンバーと主人公の距離の縮め方がなんか雑、とか。

ちょいちょい気になるところのあって乗れなかったすけど。

殊に主人公に辞令を言い渡す場面なぞは白眉、光石研の素晴らしい演技と。

今、ゴールデンタイムに「ゼイラム」を放映するテレビ局がある世界線の話ならばそれは感心せざるを得ず、コミットするぜ全力で、と思いましたよね。