すごかった…
武器のカタログとか、武器工場の土地のゲットの仕方とか、観ていて心配になるくらいめちゃくちゃ詳しく描かれていて、国連からの制裁をどういう形でかいくぐっているのかがよくわかるドキュメンタリーだった。
ウルリクもジェームズも肝が据わってるし、国際社会に対する貢献度が半端ない…それにしても危ない取引してる割にみんな脇が甘いというか、ロシアだったらもっとガッチガチだし、関係者とっくに粛清されていそうだなと思った。
『太陽の下で』『北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ』も面白かった(というと語弊がある)けれど、この作品は群を抜いて素晴らしかった。
これまでに観た北朝鮮以外のドキュメンタリーの中でも5本の指には入るな…『ナワリヌイ』とか『カルテル・ランド』に並ぶくらい良かった。
監督がドッキリよろしくアレハンドロにネタばらしする場面は痛快だった。それこそナワリヌイが敵陣に電話したシーンと同じ痛快さ。
『ザ・レッド・チャペル』もぜひ観たいから配信してほしいなあ…