サイモンゴドウィンの「NTL 人と超人」がめちゃくちゃに面白かったので鑑賞。
まず、初めのワンシーンから凄かった。
船の遭難を劇的にしたいというインタビューのまま、階段が船に見えるのが初めての経験できっと一生忘れない。
階段から転げ落ちる人、人、手すりに捕まってるけどああ….。
ナショナルシアターの舞台芸術装置たちは毎度凝ってて、今回はこの階段が中心となって舞台が動く設定。階段の外には扉があって、中には部屋や庭。噴水まで!
衣装もかなり現代で、青いスーツめちゃくちゃ好みだった。「十二夜」のテーマのひとつであるセクシャリティーが衣装にも現れていて、ユニセックスなデザインが目立つ。途中からドラッグクイーンとか出てくるし。
生演奏も最高におしゃれでサントラ欲しいレベル。
シェイクスピアは何回も舞台化されてていろんな方面からの視点があるけど、ここまで現代に近づけてリアルにできるのはすごい。これは現地に観に行きたかったなあ。