“人生に押し潰されそうだ”
再婚し新しい家族と幸せな日々を送っていたある日、元嫁との17歳の息子がパパと暮らしたいとやってくるが…と始まるお話
鬱病は、愛だけでは治せないのか。
簡単にコントロールできない”病気”であると再確認させられ、本人や周りの無力さに打ちのめされる一本だった
ヒュー・ジャックマン演じる父
彼なりにとても頑張ってやれる事をしたと思うけど、唯一、変えれていたらと思うところは
“I’m proud of you”
あなたを誇りに思う
アメリカではきっと日常的に馴染みのあるこの言葉が重くのしかかったんだよニコラスはきっと
優しい言葉をかけてくれていたけど、
お前を誇りに思わせてくれ、誇れるものは何だ？というプレッシャーがあったんじゃないかな。
愛してると声をかけるのも大切だけど
誇りになんてならなくていい、と感じられる言葉を掛けてあげれていたら何か変わっていたのかななんて。
私は神経が太いし、繊細な人の心はそれはそれは難解なのでとても考えさせられる一本だった
“Death can wait”
