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流浪の月の映画ファンのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
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採点する気にならない映画。

何が良くて何が悪いか、そんな価値観なんてどうでもよくて、、、自分が生きてきた中で作ってきた道徳感なんかもどうでもよくて。

ただ、マイノリティな事実がそこにあって、それを受け留められない社会通念の中に、ルールと従う大衆がいる。

社会は不完全、そして法律はもっと不完全。だから文や更紗のような社会の犠牲者を生み出していく。

悔しい、本当にふざけんなって。ぶつけようのない怒りが湧いてくる。なぜ助けを一番必要としたものに助けを出したものが罰せられる。

最後はずっと、文と更紗の同志愛を応援していた。