たき

流浪の月のたきのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.5
ようし、これはだいぶ言葉を選ばないといけないブツだな、と。戦々恐々としています。

観終わって、脊髄反射的に思ったのは、多様性賛歌もここまできたか、という。

別に皮肉とか揶揄とかまったくそういうものではなく、単純な驚嘆として。

実をいうと作中で文が結局どうだったのか、というものは名言されてない。
ロリコンだろうが、好きになったのがたまたま何歳も年の離れた娘だったのだろうが、実のところあまり関係はないのですな。

愛のカタチはひとそれぞれだと謳うのであれば。

昔、「ガンパレード・マーチ」ってゲームがあったですよ。←なんだいきなり。

いろいろな登場人物と会話して、好感度を上げていくよくあるシステムなんですが、友情とか愛情とか、好感度にもいろいろ種類があって、カーソル合わせるだけでその違いがわかったりしたんですな。
現実ではありえないけど、少なくとも作中のふたりだけでも、そんな機能があったらどんなによいかと思ってしまったですよ。

愛ってやつは、なんでこんなにも色もかたちもにおいもないんですかね。

最近なに観ても横浜流星が出ています。
とおもたけど、最近に限ったはなしではなかった件。

リトル更紗の中のひと、どこかで観たとおもたら「ステップ」のあの娘でしたか。
ファーストカットから俺の性癖を←お前なんだ社会的に自殺するつもりか。
ケチャップ拭いてあげちゃうとこなんかそりゃ惚れるわなと←多様性ですよねそうですよね!
たき

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