このレビューはネタバレを含みます
これはもはや当たり前かもしれないけれど、とにかくマシュー・ヴォーン監督は裏切らないな。期待通り面白かった。
ストーリー展開は先が読めなくて楽しい。超イ良い脚本。
そしてなんだかんだグリーンマイルの姿しかしっかりとは知らなかったサム・ロックウェルがイイ！！アクションシーンがかっこよすぎる。列車での髭モジャなビジュアルも好き。
ブライス・ダラス・ハワードは美人だし、赤毛？も似合うんだけどその身体でスパイ！？元CIA！？とは思ってしまった。いやね、切り替わる演技はすごいし、サム・ロックウェルとのロマンスも良かったんだけど！！普段あんまりこの手の印象って抱かない気がするんだけど、アクションがキレッキレすぎるからちょっと目立ってたのかもしれない。どっちかというとエリー状態の方が好みかも。でもあれだな、5年のブランクっていう設定を考えるとむしろ妥当なのかも。
ただ、2人がカラフルスモークの中バンバン敵を撃ち倒してダンスもして、原油の上ではスケートまでしちゃうシーンは必見。素晴らしい。
あとはサミュエル・L・ジャクソンのファイル送信を待ってる時が可愛すぎてニヤニヤしてた。止まるたびに「クソ！」みたいな感じになるの面白すぎる。“秘密の番人”なソフィアもミステリアスで良かったし、関わりがないしどっちもちょっと薄めの役だけど、この2人が一緒に出てると嬉しいね。
けどね、ちょっとDua Lipaの出番少なすぎじゃない！？彼女なかなか演技もイケるじゃん！もっと出してくれよ！！頼むよ！！！！
あと欲を言うとヘンリー・カヴィルとジョン・シナももっと見たかったよね。というか小説側のコンビの物語も見たいです。列車やバスルーム、番人の部屋等のサブリミナルアーガイル(？)はジワジワくるアプローチで好きだけども！
この登場人物の出演シーンの長さは、予告編にまんまと騙されたというか、一流スパイは世界を騙すってそういうことかー！ってなった。
それはそうと角刈りヘンリー・カヴィルにどことなくスタートレック味を感じていたのは自分だけ...？
ラストで髪型の違うヘンリーが出てきて、突然変わる場面と映し出される「Kingsman」の文字。アーガイルと名乗る若者。アーガイルは構想では3部作になるって聞いてたけどさ！これ、キングスマンとの絡みも期待しちゃっていいんでしょうか！！！！！！！
024/2024
