このレビューはネタバレを含みます
X-MENシリーズ、キングスマンシリーズのマシュー・ヴォーン監督最新作。
『キングスマン』は周りの評価ほど個人的にはハマらず、『ゴールデン・サークル』に至っては、かなり微妙な映画で‥。※『ファースト・エージェント』は結構好き
本作もスパイ物ということで、あまり期待はしていなかったのだが、案の定微妙な感じだった‥。
エリーの正体がわかる前と後と印象がガラリと変わる。結局、アーガイルは自分自身かつもともとスパイだった展開。途中で「なんとなくそうなのかな」と危惧してたけど、本当にその通りになってしまうとは‥。
「あまりにも小説で書いてることが現実と当たりすぎているのでスパイなのか?と疑われ狙われるエリーだが、今まで培ってきた知識と経験を活かしながら、エイダンとともに謎に挑むデコボコバディムービー」。終いには本当にスパイになっちゃうくらいの荒唐無稽なストーリーでも良かったのでは?※あくまでも個人の妄想ですので、お許しを
また、主役のブライス・ダラス・ハワードが諸刃の剣的なキャスティング。思ってたよりも小説家はハマってたけど、スパイには見えない。また、終盤の衣装はね‥。体格的に微妙だったね。女性の体格に物言うのは申し訳ないけど、アクション映えはしない。
あとはキーラ来るの遅いとか、偽パパ(役名も覚えてない)とカルロスは死んでるからもうマスターファイルをアルフィーに送る必要そんななくない?とか、人間のアルフィーとエイデン2人だけでよく4〜5年耐えられたなとか、猫のアルフィーいるか?とかツッコミどころが満載。
破茶滅茶アクション映画の割に上映時間も長いので、その点でもマイナス。これは『ゴールデン・サークル』にも感じたこと。楽しいアクションシーンもあったけど、ちょっとくどいかな‥。
総じてマシュー・ヴォーン作品と馬が合わないかも‥と認識する作品だった。