ユートさんの映画レビュー・感想・評価

ユート

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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』系譜の最終章。圧倒的これじゃない感。

前作『X-MEN:アポカリプス』鑑賞から随分経ってからの本作を観たのでその影響があるのかもどけど、各主要キャラの気持
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ウルヴァリンスピンオフ3作目。監督は『ウルヴァリン:SAMURAI』と同じく、ジェームズ・マンゴールド。同じ監督なのにこうも出来が違うものか。結論文句なしに良い作品。

自然に死ぬことはできず、ウルヴ
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.0

ウルヴァリンスピンオフシリーズ2作目。今度は日本が舞台だ!ってだけで危険フラグビンビンなわけでけども‥。案の定微妙な出来。

全体的にキャラに魅力がなかったけど、ヤシダが極悪!っていうよりかはただ単に
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.2

『デッドプール&ウルヴァリン』が公開とのことで、ウルヴァリンのスピンオフは押さえておこうということで本作を鑑賞。

ちなみにMCUは全く追っておらず、X-MENシリーズはそれなりに観ているような感じ。
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.3

『デッドプール&ウルヴァリン』の公開に備えて本作を鑑賞。ちなみにMCUはほとんど観ておらず。ただ、X-MENシリーズはまあまあ観てる感じ。

まずは前作の評価から記載すると、個人的にはほとんど乗り切れ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

ずっと気になってた作品。ふとYouTubeでハンバーガーのシーンの動画が流れできたので観てみると‥なんだこれ!おもしれー!しかも、吹き替え版!大塚明夫さんのおちゃらけがあまりにも良すぎたので、字幕派の>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.2

ビーストウォーズ直撃世代だったので観ないわけにはいかない案件だったけど、都合が合わず劇場での鑑賞はお預けとなっていた本作。やっとこさNetflixで初鑑賞。

正直、ミラージュのカーチェイスからオート
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

待望のノーラン監督最新作。数年前から本作の情報は知っていたし、しかも、あのノーランが伝記映画!?っていう感じで期待してた。

まずはじめにオッペンハイマー役のキリアン・マーフィーについて。ノーラン作品
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

なんとも不思議な映画。主人公ルパート・パプキンのことが分かりかけてくると、コロコロと印象が変わっていく。

一目見て胡散臭いちょび髭のおっさんで、一言二言多いけど、まあ普通の人かな?と思いきや、ちょっ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

意外や意外。スコセッシ監督の初鑑賞作品。

本作の公開は1976年。ベトナム戦争が終結したのは1975年らしく、おそらくトラビスはベトナム戦争帰還兵を意識しているキャラクターかと。

ベトナム戦争時、
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X エックス(2022年製作の映画)

3.2

本作に続く『Pearl』の評価が高く、最終章の『MaXXXine』も公開予定とのことで、とりあえず鑑賞。

久々にベタなホラー映画を観たけど、結構切なかった印象。

老いという呪縛からは誰も逃れること
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

名作と誉高い本作。正直、ハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスありきの作品かなと感じた。

微笑を含みながら突っ立ってるファーストショットで、「あ、こいつ絶対ヤバいやつだ」と瞬時に感じる様
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

やっと観たエブエブ!意味わかんねぇ‥と面白い!がない混ぜになったかのような、まさに“カオス”状態。まるで私もバース・ジャンプをさせられているかのよう。

パート1。最低の世界線で生きるエヴリン(以後、
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

5月に新作が公開ということで初鑑賞!

79年版の『マッドマックス』から遡ろうと思っていたが、冒頭のカーチェイスでギブしたことはここだけの話。

良い意味で映画内の起伏が少ない≒常にテンション“マック
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

ポール・シュレイダーが関わる作品を観るのは初めて。色々レビューを拝見すると、同監督は“復讐と贖罪”をテーマにすることが多いらしく、本作も例外ではない。

ギャンブル×ロマンス×復讐劇といった感じだが、
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

アメリカの社会情勢や人種間問題を取り扱っている映画なので、私にはかなり難しかったけど、飽きることなく観続けることができた不思議な映画。どちらかと言えば、結構好きな作品だった。

上記の要素は置いておい
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

先行上映にてIMAXで鑑賞。

まず前提として前作『DUNE』は全然乗れなかった。細かい内容はほとんど覚えておらず‥。結構退屈な映画だった印象。ただ、前作も映画館で観るべきという触れ込みもあった記憶が
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.1

前作に引き続き地味なトムが観れる作品。衣装も大きく変わらないし、基本ヒッチハイクで移動。それはそれで渋かっこいいのでOK!

ただ、評価は前作とほとんど変わらず、個人的には凡作の域を出ない。残念だった
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.4

「シス」という言葉はこの映画を観る前から知ってて、映画内では“説明できない”とのことだけど、超大雑把に日本的に言えば、“大和魂”といったところだろうか。

日本ではここ数年間でサウナがポピュラーになっ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

X-MENシリーズ、キングスマンシリーズのマシュー・ヴォーン監督最新作。

『キングスマン』は周りの評価ほど個人的にはハマらず、『ゴールデン・サークル』に至っては、かなり微妙な映画で‥。※『ファースト
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ミッドサマー』『ボーは恐れている』『ヘレディタリー』の順に鑑賞。

なるほど。本作は他の作品と比べるとホラー映画っぽい。だけど、ラストはアリ・アスター監督らしさが全開でクスッと笑えた。やっぱ儀式は裸
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

公開当時、予告で見た銀髪角刈りのトム・クルーズがとても印象に残っている。

斬新なビジュアルだったし、あのトム・クルーズが冷酷な殺し屋を演じるということで、挑戦的な一作だったことは間違いない。

序盤
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

タイカ・ワイティティの作品は初鑑賞。愛しのマイケル・ファスベンダーが主演ということで楽しみにしていた一作。

シリアスな役柄が多いファスベンダーさんがコメディ映画で観れるなんて!それだけでアガる案件で
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

ホアキン・フェニックス主演のアリ・アスター監督の最新作。本作のために『ミッドサマー』のみ鑑賞済み。『ヘレディタリー』は近々鑑賞予定。

さてさて本作。『ミッドサマー』に引き続きアリ・アスター初心者の私
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.2

トム・クルーズ作品をたくさん観てきた訳ではないけど、珍しいくらいに本作のトムは地味。派手なカーチェイスはあるけど、基本借りパクした車に乗ってるなんて。その他の移動手段はバス。

バスといえば、カーチェ
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.6

スピルバーグ監督版は未鑑賞。ミュージカル映画ということで、個人的には楽しみにしていた本作。

期待通り楽しめたのは作品だったが、観終わった後にサントラで聴き直したい楽曲が少ないのはちょっと残念。

1
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

アリ・アスター監督最新作である『ボーは恐れている』が間も無く公開ということで本作を鑑賞。

これはホラーなのか‥?異文化体験型ホラー?観たことないけど、『グリーン・インフェルノ』っぽい?

ホラー映画
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

ジョン・ウィック最終章。

個人的本作最大の見どころは、ドニー・イェンが演じるケイン!下手したら目見えないのに強すぎちゃって、コメディ寄りになってもおかしくないけど、そこまではいかない絶妙なバランス。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

ヨルゴス・ランティモス作品は初鑑賞。エマ・ストーンも『アメージングスパイダーマン』以来。

予告編からしてあまり好んで観る作風ではなかったので、観る前と後とで大きく印象が変わることはなく。可もなく不可
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

まず本編を観る前に4☆TOWNの楽曲にどハマり。90年代後半〜2000年代初頭に流行っていたボーイズグループを彷彿とさせるカッコ良さ。というか、蓋を開けてみたら時代設定が上記とほぼドンピシャだったので>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

2.7

ミレニアムシリーズのハリウッド版。前作はデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた『ドラゴン・タトゥーの女』。主演はダニエル・クレイグとルーニー・マーラなど。

監督やメインキャストが変更になった今作。や
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キング(2019年製作の映画)

3.4

「王に友はいない。いるのは従者と敵だけ」
※完全に同じではないと思うけど、劇中のセリフから抜粋

ジョンのセリフがこの映画の全てを物語っている。

当時の王や権力者に限らず、現代のリーダーと呼ばれる人
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.3

まずはじめに言っておきたいことは、本作はティム・バートン監督の『チャーリーとチョコレート工場』の正統派の前日譚ではないということ。なので、ティム・バートン節炸裂の作風を期待している方は、少し肩透かしを>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

本作の前日譚が公開されるということで今更ながらに鑑賞。

公開後、地上波で放送した時は最後まで観れなかった。子供が1人ずつ退場。からの謎の音楽とダンス。当時の私には理解が及ばず‥

歳を重ねて観ても、
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

主演ホアキン・フェニックス×監督リドリー・スコット。『グラディエーター』以来のタッグで、とても楽しみにしていた1作。

ナポレオンが死の間際に残した3つの言葉は「フランス。陸軍。ジョゼフィーヌ」だった
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(2023年製作の映画)

3.6

北野映画初体験!劇場で邦画を観るのもかなり久しぶり。貴重な体験だった。

まず冒頭。白い画面にタイトル『首』がどどん!アガる〜。しばらくして背景が白から青へ。字が黒から赤へ。そして、よくある刀音。シュ
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