「コミカル&アクションの陽のスパイムービー!」
「キングスマン」シリーズや「キック・アス」のマシュー・ヴォーンの最新作。
キングスマンの時は本家007の暗い陰なスパイものではなく、明るくちょっとバカバカしいノリのスパイものを目指して作ったようですが今回もそのノリは健在!
小説の展開が現実とシンクロし巻き込まれていくというのは直近でも「ザ・ロストシティ」で見覚えがあるものの、こちらのが現実と空想の見せ方などが巧い。
サム・ロックウェルがまさかアクションするとはだし、ブライス・ダラス・ハワードの小説家はキュート。角刈りのヘンリー・カヴィルもいい。
そしてストーリーにもちゃんと意外性があり頼めたし、アクションがやや少ないかと思いきや終盤で見たことないようなアクションも拝めて満足。
監督お得意のバイオレンスさは抑えめなのでその辺りは期待せずにそれでもハラハラしつつ、笑える展開で楽しかった!という気持ちで劇場をあとにできる安定のエンタメ作。