Kaz66

ARGYLLE/アーガイルのKaz66のレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.8
「キック・アス」「キングスマン」のマシュー・ヴォーン監督による新作スパイ映画。
スパイ小説「アーガイル」シリーズを執筆中の作家エリー(プライス・ダラス・ハワード)が書く物語の内容が、あまりにも現実に進行している陰謀と酷似してるため命を狙われるはめに、しかしエリーの創り出すアーガイルは実は…というプロット。
CIAの設定ですが、マシュー監督の撮る画はとても英国的で、「007」に対する憧れが滲み出ています。
キャストも“スパイ映画”経験者ばかり…。
「コードネームUNCLE」のヘンリー・カヴィル、「コンフェッション」のサム・ロックウェル、「シャフト」のサミュエル・L・ジャクソン、「アトミック・ブロンド」のソフィア・ブテラと超豪華。
そこにシンガーでありながら、「ウェスト・サイド・ストーリー」に出演のアリアナ・デボーズと「Barbie」に出演のデュア・リパが絡み、サントラへも参加。エンディングのアリアナ/ボーイ・ジョージ/ナイル・ロジャースの楽曲も80sテイスト満載でアガります。
マシュー監督の世界観も細部に拘り、素晴らしいクオリティで飽きずに魅せてくれますが、ひとつだけ…プライスDハワードが(作家の)役作りなのか“ムチムチ”過ぎて…、ちょっと萎えました。他の出演者に比べても…仕方ないか…。
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