さるやん

ARGYLLE/アーガイルのさるやんのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.7
こんにちは、さるやんです。

皆さん、アーガイルとはなんのことかわかりますでしょうか?

ダイヤのマークが縦横に連なった模様だと思います。
よく、薄手のセーターなどにつかわれる
ブリティッシュな感じの上品な佇まいの柄ですね。

アーガイルをウェブで検索していたときに、こんなものも見つけました。

アーガイルとは医療分野において、
アーガイル=ロバートソン瞳孔(あーがいるろばーとそんどうこう)とは、対光反応がない状態の瞳孔異常のことである。 主に神経梅毒で起こる。 近くを見ると縮瞳する近見反応は正常であり、寄り目になる輻湊反応も正常

今作を見た方なら、ちよっと、おっ、となるかもしれません。

ざっと、あらすじを説明すると
人気小説家エリーが書いている人気小説アーガイルが予言の書としてある諜報機関から狙われているとして、謎の男エイダンが救出保護に、そして二人で逃亡することになるがという話とエリーが書いているアーガイルの中の話がリンクしている、ということで、
ある地点でえ?これどういったこと?
って混乱するの間違いなし。

まるでインド映画のインターバル前の衝撃が待ち受けてます。

エリーを演じているブライス・ダラス・ハワードは、臆病な小説家という役を演じながら後半の変化も見逃せんません。

そして、エイダンという謎の男二人を演じるのはサム・ロックウェル
まさに、敵か味方かわからない謎の男を演じるのにぴったりでキャリアを重ねて円熟の演技、ニヒルさや、儚さまでも感じさせるこの役にふさわしいと思います。

また、小説中、スパイ·アーガイルを演じるヘンリー・カヴィルと、その相棒ジョン・シナ
この二人ガタイが良すぎてスパイにしてはめっちゃ目立ちすぎるとは思うんですが、そのストーリーもおもしろくて

一本の作品の中に2本、いや、3本のストーリーが詰め込まれてると感じます。

今作はダイ・ハード2を監督したレニー・ハーリンが全盛期に作成した某作品
をインスパイアしており、類似点を探してみるのも一興かと思います。

↑一体どんな作品でしょう?
ヒント、先日2024/5/10余りに午後のロードショーで放映されました。
さるやん

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