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ミラベルと魔法だらけの家のkoのネタバレレビュー・内容・結末

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

流石の映像美。
山を登って大冒険するんじゃなくて、家の中で世界観が拡張されていくのがめちゃくちゃ良かった。壁裏好き。
みどりの縁のメガネいいね、ミラベルの優しさが痛い程刺さった。気持ちのアップダウンがそこまで激しくないのがディズニーらしくなくて魅力的だと思った。(ブチギレは真っ当)
家族みんなキャラが立ってて、かつ奥深さを感じるから見えない葛藤や優しさまで見えた。
ブルーノを愛させろ。聴力いいドロレスめっちゃかわいい。
南米を感じさせる楽曲、音楽性高い!盛り上がりのトーンと抜きが非常に好き。
歌詞の青虫が蝶になったところはなんか鳥肌たった。祖父母の出会いから別れまでが綺麗に差し込まれてた。
でも魔法の理由とミラベルが答えだった、あたりは理解不足に終わった。観客置いてかないで〜!
家族のそれぞれが認められたいと思ってて、一人で悩みを抱え込んで弱みを見せたがらない。こういうのに非常に弱いです!魔法は大袈裟に描かれているだけで、誰にでも当てはまるテーマ。優秀で期待に応えようと頑張っている人や、特別なものが何もなくても必死に戦っている人、そんな見つけてもらえない誰かの努力をそっと優しく肯定してくれる映画だった…!
ミラベルがみんなの話を聞いて癒して開放してくれるように。愛し愛される権利はみんなに等しくあるべき。もっと人をよく見て、認めてあげなくちゃいけないと思った。
そして、今あるものを守ろうと躍起になってるおばあちゃん。壊れてもいい、また建てたらいいでしょ?助け合って再建する。
頑張りすぎてるときに観たらきっと救われる。ベタなのかな?たぶんベタ。王道はいつでも何度でも必要だな〜

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2回目_221029
おばあちゃんは敵すぎるけど、他の家族みんな可愛いの結構すごい。
奇跡が戻ってくるの蛇足か〜
ko

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