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ミラベルと魔法だらけの家のRIOのレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
3.9
舞台は南米・コロンビア。家族それぞれが異なる魔法の力を持つマドリガル家の中で、唯一魔法の力”ギフト”を授からなかった少女ミラベルだが、徐々に家族に忍び寄る試練に気づき…。

国による家族間の違いはあれど、家族を築くと言うことの難しさと絆を描いた作品で、各登場人物の気持ちが胸に迫ります。

また、ミュージカルシーンが多く、魔法を含めた鮮やかな画面と歌のコラボレーションが目にも楽しい。
クラシックベースやベーシックなポップスが多いディズニー音楽の中で、ひときわ現代的な曲調が新鮮でいいな〜と思っていたら、「イン・ザ・ハイツ」等ブロードウェイミュージカルで活躍する作曲家リン=マニュエル・ミランダが手がけているとのこと。
メイキングを見ていても納得の通り、ダンス振付のクオリティも高く、ミュージカルとしての質も目を見張るものがありました。

幼い頃から音楽溢れるディズニー作品が大好きだっただけに、久々に好みのガッツリミュージカルテイストアニメが観れて満足です。
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