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ミラベルと魔法だらけの家のsoumaのレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
2.4
『私以外のなにかになりたかった』

ディズニー作品の中では
異色な作品ではないでしょうか。
主人公は、プリンセスでもない。
プリンスもなし。
ヴィランもなし。
恋愛もなし。
マスコットキャラもなし。
アドベンチャーもなし。

ゆえにシンプルな
純度100%ファミリー映画でした。


ただ、僕はちょっと苦手でしたね。

全体的に盛り上がりに欠けてた気もするし
家族が使う魔法も
いまいちな魔法が多かったような。
なんなら
動く魔法の家が一番ワクワクするまであったかも。

それに物語の主要な部分は
全部あいまいなまま進行していくのもちょっとね。

ミラベルが魔法をもらえなかった理由も
魔法が失われた理由も
魔法が復活した理由も
ぜーーーーーーーーーーーーんぶ
あいまいなまま進んで
あいまいなままハッピーエンド。

結局、ミラベルが魔法をもらえなかった理由は?
そこってこの作品で
一番重要なポイントじゃないの?

たぶん
家族の絆が失われたら魔法がなくなり
家族の絆が復活したから魔法が戻ったんだと思うんだけど
それとミラベルが魔法もらえなかった理由が
つながってないから
最後まで全然すっきりしない。

ブルーノが迫害されてた理由も
悪いことを予知したからブルーノのせいって
それはさすがに飛躍しすぎだよ。
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