めぐる

ミラベルと魔法だらけの家のめぐるのネタバレレビュー・内容・結末

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

全く事前知識無く拝見しだして、すぐもう胸が締め付けられた。魔法の力で街や人、家を守ってきたマドリガル家の人日は、5歳の誕生日にそれぞれ不思議な魔法の力を与えられるのだが、ミラベルだけは魔法を与えられなかった。それでも卑屈にならず家族と楽しく暮らそうとしてきたミラベルだったが、ある日ミラベルはその魔法の力が失われつつある事に気づいてしまうが、祖母は取り合ってくれない。孫だというのに、魔法の使えないミラベルを他の子達と同じように扱わない祖母。悲しい。それでも歌うミラベルが愛しくて最初っから泣きそうになった。

ココからネタバレ感想

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自分の魔力は何の役にも立たないと思い込んで家出していたおじさん、実はずっと食卓の見える裏部屋に住み着いていた引きこもりだった。未来予知は確かに怖いよなぁ。でも家出までしていて、祖母アルマに毛嫌いされていた理由はよく分かんなかった。

アナベルが5歳で能力与えられなかったのは、次の代のアルマになるべくだったんだろうな。蝶(オオカバマダラ)を家族の元に魂を返精霊と言われてるらしい。家族のために死んでしまった祖父、魔法をさずけたのも家族のためだったのに、いつの間にか家柄的なもの(魔力)にこだわって、根本を忘れてしまっていたアルマに気づかせる為に家を壊したりしたんだね。いつまでも死んでもなお見守っている感じがジーンときたよ。ちょいちょい音楽や歌うシーンがアナ雪っぽい、ストーリーがリメンバーミーっぽいのがちょっと退屈でもあり、懐かしい気持ちになったりと不思議な魅力のある作品だった。ただ、何度も見たいかというと、なぜかそうは思わない作品。何でだろ?ディズニーらしいイケメン、美少女、可愛いドレスが無いからかなぁ。
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