サーフ

イン・ザ・ベッドルームのサーフのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ベッドルーム(2001年製作の映画)
3.9
「TAR/ター」のトッド・フィールドの初長編監督作。

医師マットと妻ルースの一人息子のフランクは二人の子供を持つ年上の女性ナタリーと交際しはじめる。
ナタリーは元夫のリチャードと正式には離婚しておらず、よりを戻そうとするリチャードとフランク、ナタリーの間でトラブルになっており、ある日リチャードは諍いの最中フランクを銃殺してしまう。
フランクを失ったマットとルースは打ちひしがれながらも日常を送っていくが…と言うのが大まかなストーリー。

静かな雰囲気の中で描かれるのは最愛の息子を失った夫婦のぽっかりと心に穴が開きながらも送られる日常、襲い掛かる悲しみ、そして行き場の無い怒り。

周囲の人に対して気丈に振舞うが時折"息子を失った悲しみ"が表情が滲み出てきてて息子が殺されてからは終始物悲しさで包まれている。
ある意味殺される切欠となった交際相手への複雑な心情、理不尽な裁判を通してぶつけ様のない諦め、怒り、悲しみが綯交ぜになったような感情も登場人物の演技から伝わってくるし、グッと物語に惹き込まれる。
サーフ

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