13デイズのまめだいふくのレビュー・感想・評価

　「明日　太陽が昇ったら　善い心の人間のお陰だ」

　キューバ危機に揺れるホワイトハウスを描く骨太ドラマ。

　急場しのぎは通用しない、アメリカの、いや、世界の危機。
　ほんのわずかな判断ミスが第三次世界大戦を招くきっかけになってしまいかねない、正に一触即発の緊張感。どうなるかは知ってはいるけれど恐ろしかったな。

　どうしても交戦に持ち込みたい考えの軍部にイラっとした。平和裏に解決できるに越したことないのに。

　かなり長いし、たまに画面が白黒になる演出の意図がよく分からなかったけれど、見応えはあった。