１〜５作と立て続けに鑑賞し、今作からの３部作に突入！
CGメインとなった今作。前作までの特殊メイクでの演技が魅力的すぎた旧シリーズと比べどうなんやろうと、若干不安になりつつ鑑賞し、結果これが大当たり！
人間が演じていた旧作の類人猿に対し、CGをふんだんに活かした今作はリアルに運動性抜群な猿たちが襲いかかってくる！！！
橋上でのバトルは戦慄。骨組みを渡り上から下から立体的に攻撃するチンパンジー。横転したバスを弾除けの盾とし、バスごと押して突撃するゴリラ。
野生の本能を爆発させてんのに、知略戦もこなしてしまえる猿軍団！！！
前人未到の攻撃手段に為す術もない人間！！！途中武器まで使ってくるし！こんなん勝てるはずがないっす。(T_T) 改めて人間の弱さを垣間見てしまった。
今作は猿たちの動きが凄まじく、アクションとして純粋に面白かったなぁ。無駄なセリフがなく、容易に映像世界に入り込むことができます。風刺性も押し付けがましくなく、しかし伝えたいことはしっかりと伝えるという絶妙の塩梅。（しかも動きや表情で伝えることに徹し、言葉に逃げていない）
人間よりも人間らしいシーザーの感情の機微が素敵です。
