Punisher田中

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のPunisher田中のレビュー・感想・評価

3.8
溜まってます....レビューが溜まってます....
連投をたくさんしていたらすいません....

この作品は猿の惑星の前日譚にあたる作品。
製薬会社ジェネシス社に勤める学者のウィルは、ウイルスを用いたアルツハイマー遺伝子治療薬ALZ112を開発し、チンパンジーに投薬したところ劇的に知能を向上させた。しかし、そのチンパンジーが子供を抱えていたため防衛手段として暴れて殺処分されてしまう。
その結果、進めていた研究が凍結され職場を失ったウィルは、母猿が遺した雄の子猿を引き取り、その子猿をシーザーと名付け育て始める。シーザーもまた成長するにつれて母猿のような高い知性を示すようになり、手話による会話を成立させるほどになるが、思いもよらない事態が発生し....?!?!というお話。

実は猿の惑星シリーズはまだ手をつけていなかったのだが、新作も上映されるため手をつけることに...!!
シーザーとウィルの認識の違いはかなり心に来た。この作品は身近なペットと主人の関係に焦点が合てられていることもあり、ペットには申し訳ない気持ちが沸き立ってくるが凄い考えさせられるような内容だった。
シーザーがどうやって知性を高めていくか、感情が豊かになるかが見やすく表現されているところがとても良く出来ていた。
全体的にスムーズな流れだったためかずっとワクワクしっぱなしだった!また、シーザーサイドにゴリラやオランウータン等の個性豊かでワケありな仲間も登場するところも熱い。

猿が知性を高めることってかなり怖いことだよね。身体能力は総合的にかなり人間より上だし、もともと動物だからリーダーが決まればリーダーへの忠誠は硬いし結束力を持っていることがもうすでに勝てる気がしない....
これからの展開に期待。