深川麻衣が出ているので鑑賞。
意外と読めない展開と人の関係性がよかった。バブルが物語の起点になっているけど、実際はここ十年くらいの風俗（シェアハウス、ユーチューバー、キャンプ、リーマンショックあたり）をうまく詰め込んだ作品かなと思った。
玉山鉄二が高橋和也に会いに行くところだけヤクザ映画の顔になってるのがちょっと面白かった。そういう決意を持って過去と対峙するって意味だと思った。風景とかシェアハウスの美術とか良かったけど、そんなに深い意味があるわけではないと思ったからあまり気にしてなかったけど時系列はちょっと複雑すぎるかなと思った。説明しすぎないのも個人的には好みとも思う反面、突出するところのあまりない、無難な人生振り返り映画とも思った。
個人的には玉山鉄二の親との関係にリアリティ感じたかな。
まいまいは相変わらず最高だったが、ファンとしては写真とメイクで「おもいで写眞」を、高橋和也で「日本ボロ宿紀行」を、カヌーとボート乗り場で「ただの夏の日の話」（これは無理あるか）を思い出してすごく良かったです。
