ポチッとなあ

ブレードランナー ファイナル・カットのポチッとなあのレビュー・感想・評価

4.0
1982年公開。人造人間が反乱を起こし、地球上では見つけ次第殺害され、ほとんど抹殺されていた。わずかに生き残ったレプリカントを殺害するよう司令を受けた捜査官が彼らを追い詰めてゆくが、自身も追い詰められてゆく。
2019年のサンフランシスコという設定だが、何度観ても、スラムに日本と香港のテイストが混在し、雨と夜という香辛料で味付けされたような強烈な印象を受ける。
公開から40年以上経過した現代では、人工知能が急速に進化し、人間を支える活躍をしているのと同時に、戦場で人を殺害する武器としても使われている。40年前に考えていたよりもひどい状況の地球にしてしまったかも、そんな気持ちで観た117分。