久々の映画、よかった!
出た、アダム・ドライバー、ク○男がよく似合う。笑(失礼)
同じ物事なのに3人の視点で全然違う。それぞれの視点での描き方、演じ方を微妙に違えていて巧妙。
性犯罪、モラハラ夫、口を閉ざす女性、取調べの残酷さ、大衆の手のひら返し。中世の実話なのに、現代に通ずるテーマが説教臭くなくうまーく描かれていてすごい!!
マルグリット役の女優さんはたぶん今回初めて見たけど、素敵な女優さんだなと思いました。
いい映画でした。
追記:
・どちらの子なのかっていうのは、男性目線では気になるのかな?そこは問題じゃないってのが伝えたかったことじゃないかなぁと。どっちの子だったとしても、だから何?にならないかなぁ?レイプ犯の子だったとして、わかるのはモラハラ夫の男性不妊の可能性くらいなもんで。
・裁判のあとのマルグリットの表情は、「求めてたのはこれじゃない」感だと思う。マルグリットの名誉を守るためでも、真実を追求するためでもなく、ただ決闘に盛り上がる大衆と、男と男の意地をかけた闘いに、マルグリットはそっちのけ。凱旋のシーンも、なんだこれって感じの表情なんじゃないかな。
・ル・グレ視点は、レイプシーンだけじゃなく女遊びの場面も、かなり偏った見え方してるんだろーなと。ほんとク○。
・裁判のシーンは、中世とはいえ見てられないくらいひどい。現代は多少マシになってて欲しいと願うけど、「オーガズムを迎えたセックスでないと妊娠できない」「嫌がっていても女性も気持ちよくなる」とか思ってる人がいまだいるとすると絶望的に感じる。