沈

LAMB/ラムの沈のネタバレレビュー・内容・結末

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

羊飼いの夫婦が、とある羊の出産に立ち会うと産まれてきたのは頭と右腕が羊、残り半分は人間の生き物。一人娘を亡くしていた夫婦はその生き物に娘の名前だったアダと名付け、愛情いっぱいに育てる。帰省した夫の弟も最初は気味悪がり、銃口をアダに向けてしまうが殺すことは無く一緒にトラクターに乗ったり川へ漁へ行ったりする程の仲に。羊の子を取り上げた夫婦の妻の方、実の娘を亡くしたショックのせいなのか、本当のアダの親である雌羊に近寄るなと強く怒鳴ったり、最終的には家まで我が子を返して欲しいと言わんばかりに着いてくる雌羊を銃殺して埋めてしまう。物語終盤ラスト10分当たりでまさかの展開に。え?!ここで終わりか…という感じでアダの行方や1人になった妻がどうなったのか分からず終了。ボーダーコリーって本当に優秀な犬種だなという事と、喋れないけど表情があるアダが可愛かった。本物のアダパパは一体何もので、何処から来たのか。動物相手であっても他人のものを盗んでまで手に入れる幸せは良くないことですね。/追記:ほかの方のレビューみて、神話の予備知識あればもっと楽しめた作品なんだなあと勿体無い気持ちになった。お洋服きてるアダちゃんかわいいからまあいいか。
沈