ずっと独身でいるつもり？のkai66のネタバレレビュー・内容・結末

この映画には４人の主だったキャラクターがいると思う。
一人目は主演のキャラ付けとしては結婚間近の彼氏持ちの女性、二人目は彼氏がいなくて孤独な女性、三人目はパパ活女子、最後に夫もいて子供もいる主婦の４人

パートナーがいる、いないにかかわらず彼女らは一様に問題を抱えている。
結婚間近の女性の場合は、彼氏に妥協して我慢して付き合っている。そして彼氏に対して自分の意見や思いを伝えることができない。夫もいて子供もいる主婦も割と近い状態で、夫に対して我慢している部分が強い。そして夫に対して非常に遠慮している。この二人の話からパートナーがいても必ずしも不満がなく満足な状態になるわけではないということがわかる。

次に彼氏がいなくて孤独な女性
彼女は孤独を感じており、結婚願望もあるが残念ながら直近で振られている。それで拗らせていて結婚している子供のいる主婦に対して嫉妬している部分もある。ただし、物語後半で結婚していたとしても必ずしも満たされるわけではないということに気が付いて愕然とする。

最後にパパ活女子
若くてかわいいからちやほやされていたのが、年齢を重ねだんだんその魅力がなくなってギャラ飲みもしていたがそのギャラもだんだん減らされていって・・・
女性は年とともにいろいろと考えることが増えるが、単純に女性の魅力という部分が年々何もしなければ衰えていく、そんな辛いものも見せつけてくれた。

長々と書いたが、結論としてはどの立場にいても完全な幸せなんて手に入るかはその人次第なので結婚していようといまいと、彼氏がいようといまいと幸せかどうかは関係がない。どんな立場にあったとしても結局自分にうそをつかず強く生きていくそうでないと一生誰かの顔色を伺う人生になる。

本当に感想だけれど、女は家庭で夫の顔色を、男は会社で上司の顔色をうかがう人生になってしまってはつまらない。だからこそ強くありたいと思う。