うーん、好みに合わなかったなぁ〜
"ハエ転生"印度映画「マッキー」繋がり。
いかにもフランスのシュールなコメディといった感じ。こういう話も日本人の芸人が演じる10分くらいのショートコントだと面白く観ちゃえるのだけど、この長さはキツかった。しかも昔から何となくフランス語の響きも好きじゃないし。
何なんだこのゆるい二人組の主人公ってとか、キャンピングカーの男はどこに消えたんだとか、そもそもこの巨大ハエの正体って、といった諸々のツッコミはするだけ野暮なのはわかっている。ゆる〜く受け止めるのがお約束だろう。
中盤で二人組を直感的に怪しむ障害のある女性だけが実はまともな感覚を持っていて、にもかかわらず...というあたりは不条理劇的な展開。
演者はそれぞれフランス国内外で知名度も人気もあり、キモカワイイ⁈巨大ハエも世界的な人形操作師が動かしたそうで、本作はフランスでは結構なヒットを記録したと。
でも、やっぱりラテン系とは波長が合わないなぁ、と再確認してしまった。