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ゾンビ・オア・ダイのガリのレビュー・感想・評価

ゾンビ・オア・ダイ(2019年製作の映画)
2.3

題名『 ゾンビorダイ』て、、
死ぬかゾンビかて、両方死んどるがな
なんですけども。
制作がアデルバイジャン。
中東ですよね、、

捕虜達が収容所から荷車に乗せられて運ばれている。
皆謎の注射をうたれているらしい。

運転席では
〝銃弾て1個2ドルだよな〟
〝じゃああいつらの命は2ドルだな 〟
なんて話をしている。

彼らは山に連れて行かれている。

ニュースで山で人を並べ撃ち殺していたのが頭をよぎる、、

1人の青年が荷車から逃げた。
即捕まってロープで車と体を繋ぎ引きずり回す。
その子の母親が泣き叫んで許しを乞うてる最中、息子の体はもう1台の車に繋がれ
体の上と下は真っ二つにちぎられた。

恐怖は増すばかり。
山に到着したら、捕虜全員に銃弾を浴びせる。皆殺し。

1組の夫婦は深い堀に逃げ込んで逃げられたのだが、この深い堀登りようがない。
堀の中で生活する夫婦を観ることになる。ここでだいたい60分経過。

85分の映画なんですけども。
ゾンビどうした?
皆死んでゾンビになるのかと思いましたよ?残り25分でゾンビは居たのか!居なかったのか!!

んーどうでしょう。
中東のあの辺りの方々が今ゾンビか死かっていうくらいまでの状態なんだろうなぁ、、と思う酷い描写にはなっているので、少しでも今の中東を感じるにはいいかもしれない。たぶん、、

この国にとってはノンフィクションなんじゃないかと感じました。

別に映像がひどいとか、粗末とかそういうのは無いんです。
ガリ

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