ゆう

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のゆうのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

見終わった後に自然と「くだらない、、、笑」と声が出た。最高にくだらないし、笑いが絶えなかった。シーンによっては劇場内で笑い声で溢れていた。見る県とか場所によって笑いのポイントも変わってくるんだと思う。

最初に残念ポイントを言うとするなら前作に比べるとご当地ネタで分からないのが増えた。自分は関東住みで埼玉ネタはわかるけど、関西地方は1回2回しか行ったことが無いから、笑えるポイントなんだろうけど笑えないとこもそこそこある。当たり前、仕方ない。関西ネタと埼玉ネタは7:3くらい。あと、二階堂ふみの登場が少なかった。トータルで30分も出てないと思う。

それ以外はもう全部を通して面白い。前作と比べて明らかにパワーアップしたと言えるのはカオス度が圧倒的に増している。パロディもとんでもない。邦画を攻めないで洋画と会社を使うところ、GAKUTOが舞台挨拶で言っていた通り本当に公開中止になりそう笑。某工場映画のシーン、本当に面白かった。音楽も工場内もダンスも既視感めっちゃある。しかも踊っている人とか服装がもう笑い堪えるのがきつい。登場人物もみんな癖が強い。くっきー!が一番癖強そうなのに一番普通。天童よしみとかハイヒールももことかもう最高の一言、一本取られた。ご当地有名芸能人対決も皆が知っている人から、よく見つけて探してきたなって人まで出てくる。全編通してくだらないし濃いし少し感動もするから、見終わった後の満足感が半端ない。関西地方・埼玉県在住の人はもちろん、その他の県に住んでいる人も楽しめる圧倒的コメディー映画。今年は意外と王道コメディー映画が無いから、2023年も終わる直前に最高に楽しめて満足できる。公式が発表している以外にも豪華キャストが出てくる。ぜひ続編を、もしあるなら九州・東北あたりかな
ゆう

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