城定秀夫監督×今泉力哉脚本プロジェクト。
昔ハマった「ハチミツとクローバー」をちょっと思い出す、登場人物全員片想いストーリー。R15指定でそれなりの性描写もあるのだが、割とさわやかで青春や恋の苦さまでも思い出させる物語になっている。
続けて「猫は逃げた」も観るのだが、この両監督コラボプロジェクトは、とても相性良く観られた。
どちらの作品も、姉妹作品(?)としてトーンが均一に保たれていて(同じ世界線の物語なので当たり前と言えばそうなのだが)、どちらの作品も両監督の香りがはんなりと漂う。
今泉監督作「愛がなんだ」よりはハッピーエンド、なのか?
何の未来の保証もなく、全体的に危うくて苦い感じなんだけど、でも後味は悪くないです。