中休みで、外でビール飲んでたら、時間を読み間違えて慌てて劇場に向かう。頭を3〜4分観逃してしまった。途中入場でご一緒の方々、ご迷惑をかけ申し訳ない。
実在の人物が元になっているとはつゆしらず。
確固たるプライドを持ちながら、最期の日へと一日一日を過ごしていた、老いたゲイのヘアメイクドレッサーが、親友の遺言に従って最後の仕事をするまでの道程。
傷付き続けた人生の終い方として、最後まで自分らしく振る舞い弾けて人に慕われ、人生を取り戻すのが素敵。
ウド・キアーは冒頭からごく自然な仕草で、違和感を感じさせない。
まだ先だと思っていた、自分自身の終わり方も考えさせられた。