t0moriさんの映画レビュー・感想・評価

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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

4.4

久しぶりに全長版を観た。
楽しかったけど、やはりテレビ版の半分くらいに編集されたのでも割と十分というか、現代だとそのくらいタイトな方がこの映画には合ってる感じもして、ちょっと複雑w

いやでも3週連続
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

まあ、安定のいつもの『ゴーストバスターズ』。
設定で色々のたまう割に、簡単に解決しちゅう所とか含めて、敷居を低くしてたら十分楽しめる。
しかし、それもクライマックスまで。流石に最後は肩透かし過ぎ。あれ
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夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

3.9

今見返すと、『荒野の用心棒』に比べてシナリオにツイストが少ないというか、色々と場当たりな感じw まあ、そこもマカロニウエスタンらしくて良いけど。『荒野の〜』はネタ元がネタ元だけに当然ともいえる。

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

今回、グランドシネマが取れなかったから、再度行くかも、と思っていたけど、これで十分。いや、単純に映画的な興味ではもう一度観たいけど、通常スクリーンでも良いかも。

分かっちゃいたけど、完全にオッペンハ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

ポスター見た時はローリー寺西?とか思ったケイレブ・ランドリー・ジョーンズが好演。思ったよりずっと良い映画だった。犬、賢すぎ!とは思ったけど。

精神科医の元旦那でトラブル起きて、とかの展開を想像したけ
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荒野の用心棒 4K復元版(1964年製作の映画)

4.5

先週の記録。
多分、スクリーンで観るのは初めて。
BDも持ってるし、最初は金ローなんかで掛かってたのを観たんだと思う。

今観てもカックイイ。特にクローズアップのなめとか、当時の若手が真似したくなるの
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.9

某映画サイトで異様な高評価だったので興味を引かれたものの、今週から軒並み1日1回の上映となっていたので、慌てて観賞。
ネタバレはなるべく避けますが、観る予定の人はなるべく読まない方が良いかと。

久し
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

先のアカデミー賞で脚本賞を受賞した本作だけど、脚本よりも演出に唸った。

ファーストカット(ピーター・メダックの『チェンジリンク』みたい)から序盤シーンで一気に惹き込まれ、終始、観客は虚実の間を揺れ動
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

先行上映での観賞につき、記録のみ。

公開して2週目に入ったので、少し感想を追記。

面白かったし3作目も期待しているけど、全体に端折りすぎで、特に後半の駆け足に着いて行けず、だいぶ冷めてしまった。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

前評判通り良かった。
『ケイコ 目を澄ませて』では終わり行くボクシングジムと自分のハンデの中で、燻る魂を叩きつけるような激しさのある作品だったけど、本作では一転、すべての人々の在り方を、そっと包み込む
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

アリ・アスター謹製コントだった。
かみさんと2人でゲラゲラ笑いながら観てたけど、割と他のお客さんはシーンとしてたな。まあ、自分ら含めて10人くらいだったけど。
最後のアレなんか、ドリフのセット崩壊みた
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

世間様と1ヶ月遅れくらいで観賞。

キャストがそっくりなのは事前にわかっていた事だけど、雰囲気もかなり近い。登場シーンは少ないけど、冒頭のマキタスポーツが想像以上に良く、あそこから結構没入のきっかけを
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

なんか観忘れてる……と振り返って慌てて立川へ。

しみじみいい映画でした。美しかった。
役所さんって、どこか陰というか凄みがあるのが奥行きを感じさせて、素晴らしい。
観賞中、ちょっと『すばらしき世界』
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.2

映画のための映画でもあるし、未完のままという事が、エリセのこれまでの境遇をも体現している様で感慨深い。

友であり主演俳優の失踪という事実が牽引力になっているのは確かで、それが未完の映画として主人公の
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

評判通りの佳作。特に主演の齋藤潤くんは今後要注目。

野木亜希子と山下敦弘のコンビってどうなんだ?と思ったけど、これがなかなかしっくり来ていて、好感だった。
テンポも良いのだけど、ともするとテレビ的な
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

トーキングヘッズに特段の思い入れはなく、監督ジョナサン・デミへの興味だけで、ともあれIMAX上映が残っている都内劇場で観賞。

デヴィッド・バーンのアイコンのビッグスーツって、胴回りあんなになってたの
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

先週なのに、記録忘れ。多忙で実に2ヶ月ぶりの劇場は、どうしても見逃したくなかった本作で。

場所柄、時間帯はあるにせよ、満席だった。この内容で3週目で満席は、かなり優秀というか、リピーターで埋まるアニ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

映画の評価以前にこれは自分の責任なのだけど、チョイスを間違えた。同日1本目に観た『首』と同じ歴史物の合戦物……必要以上に疲れた。

こちらはドラマが上手くいってない。比重が中途半端。妻との愛憎と仕事(
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(2023年製作の映画)

3.6

やりたい事は分かるけど……悉くスベってる。アドリブの所も明らかに浮いてるし、どうなの? 壮大な金をかけた『みんな〜やってるか!』みたいな映画だ。

首の取り合い、権力の取り合いみたいな構図を、嘲笑し笑
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.5

邦画2本の日。こちらも良かった。
観たいと思っていたけど、なかなか時間が取れず、終映間近の駆け込み観賞。

アフロ(MOROHA)は監督の指名だそうだけど、確かに、彼にしか演じられない素朴さ(もう少し
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正欲(2023年製作の映画)

4.3

良かった。「普通」じゃない指向を持つ人々による、愛とは何かを問いかける秀作。

磯村勇斗は良い役者さんだなぁ。ガッキーの嫌な顔がたくさん見られるのも良い。一番「普通」じゃなさそうな稲垣吾郎が、「普通」
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.8

想像通り、ドラマパートの脚本、演出はまるでダメ。CG特撮は見せ方含めて素晴らしい、いつもの山崎貴監督作品。

アイディアとプロットは悪くないのに、どうしてこうも登場人物の気持ちが右往左往して、絡み合う
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

想像以上に猫映画で堪能した。特にこの日の1本目の猫の描写がキツかっただけに、癒されたw

『Ms.マーベル』色がかなり強くて、ディズニーらしい仕上がりだと思う。

従来のキャラクター(特にキャロル)
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.2

終映間近で滑り込み。

狂人でも革命児でもなかった。『ルーム』『ブリグズリー・ベア』に並ぶ個人的な監禁映画傑作3部作。
常人では経験し得ない世界で育った男の視点を、映画で擬似体験する感覚。

序盤の不
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

鑑賞中、終始笑いながら観てたけど、後半でさすがに「うそだろーー!」と思わず声を上げてしまったw

いや、全般的に「うそだろー!」が多い映画ではあるし、細かいとこでは明らかに嘘なんだけど、最高に面白かっ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.8

あまり細かいレビューを書いている時間がないので、記録的に。

いやーーー、凄かった。3時間半をまったく感じさせなかった。劇場で観て良かった。本年ベスト5に入る。ジョン・ウィックの3時間がギリギリだった
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

やりたい事を全部詰め込んだらこうなった、という作品。

面白かったし個々のディテールやデザイン、SON FX3というミニマムなカメラで撮り切ろうという志も好き。けれど、ギャレス・エドワーズ作品でいつも
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.1

観賞後、原題も「3」だし、本当に「Final」なのか? と思ったけど、監督インタビューを読むと、事実だと。『ジョン・ウィック』が「実は生きてました展開」がありうる可能性も残しつつ、見事に最終回っぽさを>>続きを読む

熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

4.6

とても分かりにくい。けれど個々の表現それぞれは、ちゃんと後で掘れる様になっている。何にせよ、大してイラン国内の事情に明るくないと、ただ観ただけだと何も伝わらず、後であれこれと調べる羽目になるが、それこ>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

無事完結、なのかな? いい最終回だった……。
まあ、本シリーズの場合、普通に「実は──」的な展開がありそうなので、全然続編はあり得そう。個人的には、前作から既にごちそうさま、という感じだったので、綺麗
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.3

いやー最高。正直、キャラがキモいなあと嫌厭していて、TMNTにはほとんど馴染みがなかったのだけど、偏見だった。本作はむしろそこを逆手にとって、人間の造形もかなりキモいのだけど、そこが良くて、むしろター>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

良かった。普通にプレステ欲しくなるわ、これは。
ニール・ブロムカンプ、完全復活。
今まで、デビューが鮮烈だっただけに、捻った企画を期待されて背伸びしてる感じがあったのが、スタジオのオファーに応えるブロ
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イ・チャンドン アイロニーの芸術(2022年製作の映画)

4.0

ほぼ、監督自身が出ずっぱりで作品解説をしてくれて、映画監督が主題のドキュメンタリーとしてはかなり良かった。

小説は読んだことがないけれど、長編デビュー作の『グリーン・フィッシュ』以外はすべて観ている
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

正直、前作もスノッブな空気にうんざり気味だったけど、ルックがかわいくて、つい。予想通り、絵が面白いからそれなりに楽しめるけど、思考が付いていけなくて所々うつらうつらしてた。

「眠らなければ、目覚めら
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あしたの少女(2022年製作の映画)

4.6

同じ実話ベースでも、なんと真に迫ることか。比べるのも変な話だけど、どうしてもこれの前に観た『福田村事件』と比べてしまった。

こういった作品で、最近の定石になっている、事件が起きて回想の形で被害者に何
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.4

先週の日曜日に観ていたのだけど、作品の社会的な意義には大いに賛同するところもあり、多くの人に観て欲しいという気持ちで、迷ったが感想を控えていた。つまりは忖度。

期待しすぎたのか、正直なところ微妙な出
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