まさかの主人公宮城リョータ。
類型的な過去の描き方に賛否があると思うが、それが気にならない程3DCGで描かれた試合の没入感が素晴らしい。
自分は原作もアニメ版も鑑賞済みだが、映画は別物として観たので、声優の変更は気にならなかった。
個性派集団である湘北が、試合を通じて成長しながらチームとしての総合力で王者山王を上回る王道の展開。
最後の流川から桜木へのパスで涙腺崩壊。
「左手は添えるだけ」という台詞をあえて入れず、観客の心の中で呟かせる演出に唸った。
「諦めない」ことの大切さ。
先日のワールドカップでの三苫のアシストを思い出した。
原作もアニメも知らない世代がどう感じるのか訊いてみたい。
