これはいわゆるスラダン世代の自分が見てた「スラムダンク」ではない。
これは、あの名作漫画「スラムダンク」ではなく、「THE FIRST SLAM DUNK」という映画。
これは、俺が知っている天才・桜木花道主人公の「スラムダンク」ではなく、
宮城リョータこと、りょーちん主人公の「THE FIRST SLAM DUNK」。
別物だと割り切れないと正直0点の作品。そりゃそうだ。俺が知ってる湘北はいないし、俺が知ってるスラダンじゃないから。
でも、これを踏まえた上で、、、、
最高に興奮した。
なんだろう。ラスト5分ほど呼吸出来なかった。漫画のセリフ無しのあの数十秒の名シーン。これはさすがに映像で感動するのは難しいと思った。何度も読み返してイメージが強く残ってしまったから。
それでも実際はやっぱり涙が止まらなかった。
昔に遊んで疎遠になった友達とまた出逢ったような感動というか。面影は残ってるけど、どことなく初めて見たような違和感が逆に妙に心地よくて。
ただ、「返せ」の言い方だけは許せねぇ。
例えば、10年前にオリジナルキャストで、音楽も全てオリジナルのままで。そんな映画が作られる世界線を生きてみたかった。