コブラ

THE FIRST SLAM DUNKのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

中1の時に連載が始まり高3で完結してた多分。

ビチャビチャの思春期ですから当時のイカ臭い連中はほぼ全員物語当事者と錯覚して読んでたはずなんだけど、僕はといえば連載時はそれほどでもなく、いろんな可能性が閉じつつあった二十歳前後にコミックまとめ読みして「はぇー面白ぇ」などと感心した記憶。そして自分の高校生活を振り返り色んなことを周回遅れ的に後悔した記憶。

この様についテメェと作品との距離を語りたくなっちゃうくらいには国民的作品と呼べる案件だけに、今更映画なんてなぁ、、、的スタンスで割と体温低めではあった。が、まんまと先生バスケがしたいですってなりましてね。いやサッカー部だったんですけどね。

井上先生は例の資生堂CMっぽいヤツで一本映画撮りたいんやろなぁ、、、とは素人ながらに考えてましたが、その延長線にはあったとは思うけど当然技術も思考も先に進んでるわけで、そりゃもう観た事ないレベルのアニメーションを堪能し、またバッキバキに興奮しましたよ。

あの試合をリアル目に切り取るとこうなるんかー&この試合を漫画にするとああなるんよなーっていう見事すぎる相互補完関係の完成。なるほどこれは創造主にしかできないですな。

加えてこれまた井上先生にしか許されない脚色、つまりリョウタの飛び道具的バックグラウンドにもホロリときましたよ。
流石にズルいなぁ、、とも思いましたが。
母ちゃんの話はやめてくれ!( ; ; )



ただスピーディーな試合がいちいち止まる回想シーンにはかなりイライラしたんでもうちょい何とかなりませんでしたかね。
あと登場人物全員の肩幅が立派すぎて旧ジオン系MSが躍動してる様にもみえましたよ。
クッソどうでも良いですが。


取り敢えず音の良い環境でおかわりしてくるー
コブラ

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