とにかくよかった、2022はあまり映画を観られなかったのだが、それでもぶっちぎりでベスト。
人の創造力が、ここまで圧倒的なものを生み出せるんだと、苦しいほどに打たれた。
スポーツはただでさえ人を熱狂させる仕掛けに満ちている、そして偶然がさらに感動を加速させる。スポーツをテーマにしたコンテンツは結局シナリオを人が描く、そこに偶然性は1ミリだってない、それを分かっているのに、だからこそ、熱、疾走感、凝縮された想いが純に結晶したものが、ギュウと伝わってくる、心臓を握られて揺さぶられる不思議。
鳥肌が立つ、汗が滲む、動悸がする、そういう生理に訴えかけるほどの作品に出会えることを幸せに思う。
