このレビューはネタバレを含みます
ジブリの正統派+α(めちゃめちゃリッチ)なアニメーション、の新作を見られる喜びよ。
少年の成長譚、置いてきぼりにされる、宮崎駿がやりたいことを全てやった映画、くらいには前情報を踏んでしまったが、
構えていたよりもずっとエンタメだった!
超然としすぎているマヒト、、
だが、彼が安定しているからこそインコの鼻息にも叫ばずにグッと堪えられたのである。ホント、ホント怖かった。でも好き。
ヒミ。彼女も恐怖を超越したカラッとした性格で、鑑賞時の心の安寧に寄与する存在。
扉を開ける前のヒミの台詞。湿っぽさの代わりに、ピュアな愛と善意と推進力が感じられて、泣けた。