試合を軸にしながら、各キャラクターのバックボーンを描く構成が素晴しかった。
すっかり大人になったファンに向けて、宮城リョータに焦点を当てた切ないストーリーも良かった。個性がぶつかり共鳴するアンサンブルも楽しい。学生時代何かに打ち込んだ人は、たまらないですね。
3DCDのモーションキャプチャとイラストレーションを融合させた手法で、コミックスのリアリズムな世界が見事に蘇りました。アバターと同じ手法だけど、漫画タッチのCGで見事なジャパンスタイルなのもいい。ここからアニメの新時代が始まる予感です。
劇場が静粛に包まれるラストを、皆で共有するのも映画館の醍醐味ですよね。全てが綿密に計算された秀作でした😊