アツイ!
世界中がアバターに熱中している中、日本だけがスラムダンクから王座の位置を奪い取れなかったとかナントカ。笑
元となるストーリーそのものが良いにせよ、井上先生の演出がべらぼうに良い!
テンションをぶち上げてくれる音楽とともに手書きでキャラクター達が描かれていくオープニングから胸熱。
メインは宮城のストーリーで語られるものの、それぞれのキャラクターがどんな思いで山王戦に臨んだかが描かれる。
ストーリーそのものも勿論良いんだけど、この作品の見どころは試合中の演出。
バスケをしている選手たちと同じ感覚で時間を感じられること。
スピード感があるところはスピーディーに、息が止まりそうな瞬間や音がなくなる演出が試合の緊張感を最大限に表現していて、観ているこっちまでアドレナリン出まくり。こっちまで呼吸荒くなるわ。
基本キャラクターはCGで2Dアニメに比べてのっぺりしているんだけど、選手たちの目の動きや表情までとても細かく描かれていて、それが映像をリッチにしてると思う。
極め付けは、あるシーンでの手書きの演出!
漫画のアニメ映画化やら実写映画化やら色々ある中で、こんなにも映像の中に原作者の存在が近く感じられたのは初めてで、個人的にはここが一番胸が熱くなった。