Tadaki

アステロイド・シティのTadakiのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
4.0
色も構図も相変わらずのハイセンス。今回は特にジェイソンシュワルツルマン演じるオーギーとスカーレットヨハンソン演じるミッジの会話シーンと衣装がビジュアルとして印象的。

「アステロイド・シティ」は番組内の劇であるというモノクロの冒頭の説明から始まり、その後いつものウェスアンダーソンワールドが画面いっぱいに広がり「アステロイドシティ」のお話が始まり期待は高まる、、、のだが、見ていくうちにその番組が演劇的でその番組内の劇場の方がカラーでメインストーリーのように見えてくるため、頭で理解していてもだんだん感覚として混乱してきてしまう。

登場人物の多さ、小ネタの多さで一生懸命振りはなされないぞ!と見ていたのに気づいたら「あ、終わってしまった」という印象。

どうも前作のあたりからストーリーの自分の消化不良感?大事なところを見逃してしまった感がすごい。

ぼ、ぼくは何を見せられていたんだろう。
こ、これはもう一度鑑賞せねば、、、。完敗です。
す、すまん、ウェス、もう一回見せて…といった印象。

(追記)
2回目見に行ったらそれなりに話もスムーズに入ってきて面白かった。
火傷のことなど、後半の大事なところ前半に言及されたりしてたのね〜。
(初回私は何を見ていたのでしょう)
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