掴みどころがないのに気になってしまう
ウェスアンダーソンの得意ですよね
本作も何が伝えたいのか一切わからない
なのに集中してしまう
ないがしろにできない
魔法や呪術のような魅力があります
とにかくシュールで独特でハイセンスです
常に斜め上の展開を行き、それでいてスローに進む
薄めでぼんやりした原色系の色感はクセになります
異世界に誘われたようです
エドワードノートンやティルダウィンストンはお馴染みですが、本作はキャストが豪華でした
トムハンクス、スカーレットヨハンソンのほかウィレムデフォーやエイドリアンブロディまで
お金を使ってるんですね
使える金があるということです
想像を超えたSF展開で、それでもハリウッド的にならないところに趣を感じました
宇宙人の動きがシャイでかわいかった
所々良いシーンはあるのですが、ほんと何が伝えたいのかは分からない
