な、難解〜!!!!
ストーリーが自分には難解すぎました。
ただカメラワークやセット、色彩がどこをカットしてもおしゃれ。
色の構成、美的センスの研磨には役立つと思いました。
劇中劇という入れ子構造の映画で、カラーが舞台でモノクロになるとその役者や脚本家、裏方的な話が差し込まれます。いったり来たりが多くて、混乱し易い作りです。
中々挑戦的で面白い表現なのですが、漫画で使える表現なんだろうか〜…。
映画は勝手に目の前で流れてくれるので、受動的娯楽なのですが、漫画は自分でページを進めないといけない、能動的娯楽です。漫画の場合『訳わからん…』と読者に苦痛を与えて、ページを捲って貰えないリスクが発生しそうです。
とは言え、うまく入れ子になってるの、漫画家の藤◯タツキ先生やってますね。サヨナラ絵梨でやってたような…。何かそんな話だった様な…。でも無名であの作品を投下していた場合、どうなんでしょう…。マンガマニアの間で『すげぇ!』とざわざわする感じで終わる気がします。広く大衆に到達し辛い。
この映画もそうなのですが、マニア向けの作品という感じです。
