べるー

硫黄島からの手紙のべるーのレビュー・感想・評価

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
3.9
死者が眠る島、硫黄島。
太平洋戦争でアメリカと1戦交えた地、硫黄島での様子を日本視点で描いた作品。硫黄島の話は高校の英語の教科書で出てくるくらい常識的な話なのでこの機会にどんなものだったのかを知るいい機会になりました。戦いで生き残った西郷昇はどんな気持ちで今を生きたのだろう…。
仲間を失い、最後には部隊を統率する栗林忠道閣下が目の前で自害して埋葬を頼まれ…彼がその後どうなったのかが気になって仕方ない。自ら自害するほど追い込まれた過酷な環境、ただいま戦争がなくなって欲しいと願うことしか出来ない…。スクリーンに色がない演出がより戦争というものを視覚的に表現されてる。西郷昇が閣下の銃を腰に付けた米兵をみて狂乱するシーンは涙を流さずにはいられない。

この映画って監督は海外だけど文化や言語は日本だから洋画なのか邦画なのか分からない😶
今度から気合を入れる時は「天皇陛下万歳!」って友人と叫びます笑笑。
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