このレビューはネタバレを含みます
サムがキャップになってから月日が流れていて、当たり前ではあるがその後を描いている為、『F&W』の時よりもキャップに馴染んでいた。元ファルコンではあるが、地に足がついた主人公になっていたと思う。
サムの情に熱い部分も色濃く描かれて、イザイアを助けようとするシーンや、情報提供してくれたヴィランに口頭で恩赦を言い渡すなど、キャプテンになっても変わらないサムがいて良かった。
エターナルズやインクレディブルハルク、ブラックウィドウなど、ファンなら嬉しいような要素も多く、徐々にアベンジャーズに近づいている感じがした。それらを当たり前の様に受け入れてる自分も、ユニバースものに慣れてきたなと感じた。
なかなか作品混ざらないから、MCUから離れたという人も多いが、今回は割と集合ものに近づいてきた作品である。元のタイトルの様に、「マーベル世界の新しい秩序とは何か?」を考えられる作品でもある為、ぜひおすすめです。