このレビューはネタバレを含みます
童夢っていう日本の漫画原作らしい。
あらすじ見て、めっちゃ面白そう!と思って視聴。
じっとりした重苦しい雰囲気は北欧ならでは。
原作知らないけど、これハリウッドで映画化されたら単なる異能ヒーローバトルモノになってたと思う。笑
北欧映画って、「間」の使い方がすごい。
セリフを極力削ぎ落として、表情と音楽で表現するというかなんというか。
今回は子役の演技が凄すぎて、始終圧倒されたな。
特にお姉ちゃんすごかった!
ジャンプ漫画脳だと「次々に異能に目覚める子供たち」ってフレーズにワクワクしちゃったけど、この映画ではそれが日常で淡々と起きていくんだよね〜
大袈裟なSEもBGMも無く。
それが逆に良かった。
無邪気にネコを虐めたり、怪我して可哀想だからってすぐ殺しちゃう残酷さは、倫理観が未熟だからなのか、本質が邪悪なのか、線引きが難しいところ。
男の子はお母さん殺したあと自分でしたことに泣いてるし。
それ以降、いじめっ子を他の大人に殺害させたり、批判してきた友達をその子の母親に殺させたりする部分はまあやっぱサイコパスの素質ありってことだったのかな、、
最終的にはおねえちゃんVS殺しまくる男の子の構図になって、男の子が死んで終了。
それすらも、日常に溶け込んで公園の中でしずかーに終わる。
アメリカならこうは行かない(2回目)
めちゃくちゃ人を選ぶと思うけど、わたしは好きだった。