かなり面白いホラーだった。子役たちのケアが心配になるが監督がちゃんと考えている人だったのでそれもよかった。
子どもたちが超能力を手にしたらどうなるか、を団地というちょっとした閉鎖コミュニティの舞台ですすめたのはよかった。団地だとどうしても家族的な関係もあり、切って離せない関係性があるので。
子どもの止まらない欲の描き方が正義としての動きでもあるのが面白い。それぞれの「良さ」を求めて超能力バトルをしていくのはある意味では戦争のようなものがあった。
ホラーというには恐怖心の煽り方が「子どもが分からない」になっていて、超能力での恐怖よりも人間怖い系なのが面白かった。