阿部サダヲさんの光を宿さない真っ黒な目が怖すぎた。サイコパスを描く時、明らかな異常者として描かれることがあるけど実際にはこんな風に人の心に入ってくるのが上手くて息をするように人を殺していくんだろうなぁという説得力が凄かった。
グロ描写が多くて直視できない箇所が多々あるのは 白石監督作品って感じ（苦笑）
阿部サダヲさんと対峙し続ける岡田健史くんも凄かった。ずーーっと闇の淵ギリギリに立っていて いつ堕ちてもおかしくない状況に心のザワザワが止まらなかった。良い意味で湿度の高いお芝居に引き込まれっぱなし。予測のつかない真相解明も面白かったです。
スッキリする話でもないし後味も良くなかったけど最後まで緊張感を保ったまま観られたので良かったです。とにかく阿部サダヲさんが怖い(笑)
