リリー

死刑にいたる病のリリーのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.5
「Cure」に引き続き「洗脳」「マインドコントロール」の恐怖を植え付けてくれる映画です。加えて、犯行の手順のグロさは類を見ず、直視できませんでした。個人的怨恨があるわけでもなく、健康で若い命を弄ぶ犯人の行いに不快感しか持てません。
恐らく「死ぬ」まで人の心を操り続けるであろうこの男が、実態を知らない人からも知っている人からさえも好感度が高いことは、知能が高いアメリカの連続殺人鬼テッド•バンディを思い起こさせます。でもこの殺人鬼の能力は、多分「死んで」からも次の人間に引き継がれる「感染力」があるのだと思われます。
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