電気羊

死刑にいたる病の電気羊のレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.3
阿部サダヲがサイコキラーを演じるサスペンススリラー。

阿部サダヲは、表向きイート・イン・スペースのあるベーカリーを営業する店主であったが、その実は殺人性癖を持つサイコキラーであった。そして殺人のターゲットとしてベーカーリーの来客である高校生だけを毒牙にかけていた。

24人の目の高校生を殺害したときに、慎重に行ってきた証拠隠滅が雑になったせいで警察に逮捕されてしまう。

サイコキラーは、巧みな人心掌握術で高校生たちを洗脳する術を会得しており、被害者となった高校生たちはみなサイコキラーの正体に気付くことはなかった。

主人公の陰キャ大学生もサイコキラーの洗脳を受けあやうく殺人者となるところであったが、ギリギリのところで思いとどまる。
大学生はサイコキラーの呪縛から逃れ普通の生活を送ろうとするが、大学生が初めてできた彼女も実はベーカリーの客で、既にサイコキラーにより殺人禁忌を解かれ洗脳されていたのであった。

狡猾な詐欺師からすれば精神の未熟な高校生を洗脳するのは、容易いだろうね。
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