ある寒い日の朝、体の一部が切断された遺体が見つかる。これを期に猟奇殺人が規則的に発生。刑事プリュドムはこの儀式めいた事件を追うが…。
『セブン』の丸パクリじゃねーか!などと散々な言われ様だがそんなものはこの際どうでもいい。めちゃくちゃ面白かった。どうして未だに国内版DVDが発売してないんだ…。
もし『セブン』より先に製作されていたならば、また違った評価になっていただろうと思えるだけに本当に悲運な作品である。
正直なところ私はクリストファー・ランバートが苦手だが、監督がラッセル・マルケイということもありヴィジュアル面に関しては申し分ない。B級っぽい雰囲気なのにB級ではない。
大雨の中の超見にくいアクションシーンとか本当に最高だったわ。グロ描写もなかなかの濃度で描かれているし、犯人が付けていたマスクも不気味で良かった。
それとクローネンバーグが神父役で出演していることも忘れてはならない。うわ、やっぱりちょう胡散くせえ!