オザキ

カラダ探しのオザキのレビュー・感想・評価

カラダ探し(2022年製作の映画)
3.0
オヂサンには眩し過ぎる青春ホラー

<あらすじを一言で>
高校生の男女6人組が毎晩0時になると学校の校舎で”カラダ探し”を強制させられ、死のタイムリープから抜けられなくなる…。

原作既読。結構好きだったので映画も参戦🔥 個人的な印象の違いとしては…
原作▶︎グロテスク、死の恐怖、ドロドロした人間関係
映画▶︎青春、恋愛、友情、胸アツ
といった感じで、「入るスクリーン間違えたかな?」レベルで映画のカラーが違うので要注意です。

☆良かった点① 怖くない
まず、ホラー映画として怖いなと感じたシーンはほとんどありませんでした。強いて挙げるとするなら、赤い人のデザインや動きは結構奇妙で好きです❤️

☆良かった点②明るい雰囲気
良くも悪くも「陽キャ学生のノリと勢い」みたいな雰囲気の映画です。日中は海に遊びに行ったり、図書館で騒いだりと昨晩デスゲームに参加していたとは到底思えない日常を繰り返しています。まぁ同系統の『ハッピー・デス・デイ』でも、タイムリープする程にコメディ路線へ寄せていたので、個人的にはアリです。

☆良かった点③ 美男美女
キャストの顔面力えぐい。というか、橋本環奈でさえ「キモい」とか「ぼっち」っていじめられてる世界線はなんなん?流石にお前ら厳し過ぎやろ!こんな顔面のワイでさえ頑張って生きてるのに…。と悲しくなった😭

★微妙に思った点① しっちゃかめっちゃかストーリー
やりたい事はわかるけど詰め込み過ぎ。ホラー、恋愛、友情、ミステリーなどなど、とっ散らかった要素をまとめきれず中途半端で終わってしまいました。

★微妙に思った点② 怖くない、グロくない
個人的に、致命的なポイントでした。赤い人の惨殺シーンが一瞬で終わる度にため息が漏れてしまいます。PG12だとここが限界ですよね…。それに加えて、ラストで出てくるバケモノはもっと酷い😅 お化け屋敷の人形みたいでチープな見た目で言葉を失いかけました。

★微妙に思った点③キャラが薄い
登場キャラ6人それぞれの描かれ方が一面的で、皆”良い奴”だったこと位しか印象に残りません。もうちょっと深い絡みを期待してました。
オザキ

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